AFTER第17回の初見

イヤッホーゥ!
岡崎最低ー!!
いやいやいや、うん。問題無い。これぞ私の知ってる朋也。変わってしまったんじゃない。元に戻っただけです。理不尽とも言える理由で渚は朋也の前からいなくなったから。そりゃあ認めることはできませんよ。
「夢」
「希望」
「色」
ひいては生きる意味そのものが渚だったのだから。だけど朋也が生きる世界は続いていて時間だけが流れていく。彼はその中で砂時計のように一人の時を繰り返すだけ。(そういえば砂時計って、浜辺…あーなるほど)これぞ本当の孤独じゃないでしょうか。いっそ周りも崩壊すればまだ楽なんでしょうけどね。彼だけを残して全ては今までどおりに進んでいきますから。家族…大人になれたはずの男から理由を奪うことで本来の姿を顕著にさせる。岡崎朋也というキャラクターの人間像を曝けだすことで今までの物語についてもう一度考え直されるというか…悪く言えば台無しになってしまうんですよね。皮肉にも彼がそうやって落ちていくことで、彼の実像が見えてくるわけです。某作品の言葉を借りて言うなら「プリズムを通して」見ていたんだなぁ、と。朋也が渚を通して世界に色をつけたように。視聴者も渚を通して「強い朋也」を見ていたんじゃないでしょうか。じゃあそれが外れたら?が今後の展開です。
ちなみに私は朋也に対して怒りはあまり感じないし、がっかりすることもなかったです。かといって可哀想とも思えず。なんだろうな…原作の頃もそうだったんですが、ただ悲しい。それだけでした。あぁ、やっぱりそうなんだ、的な。ただ、今だからこそあえて言わせてもらうなら「何もかも忘れたくて」なんて言ってる彼の姿を見たら、渚は泣くでしょうね。
いつかは子どもを見て微笑んでいた男も…。
「この町は嫌いだ」
1話のアバンと似ている。文字通り今はアフターだから、あの時以上に憎しみが込められてる気がする。全て間違いだったなんて本気で思ってるとしたら。三日月を見て思ったんですが光の玉って空に昇る星や満月にも見えますね。
汐との再会。
この音楽はーことみの家に侵入した時と同じもの。ちゃんと意味を繋げて使われてますよね。汐を見たとき少し泣きそうになった…w やっぱり似てるよ…。

二人はまたここから始まる。

最後の演出はちょっと鳥肌もの。これを最初から構想していたのならやばいですね。EDの風景もまた一つ劇中で出されていました。「時計」。今回は意味深に。思ってた以上にこのアニメは今までのことが全て繋げて作られてる、かも。

追記:ちょww30分前www
こんなことを飄々と語るから石原監督は面白いですねw
偶然なのか必然なのか。いずれにしても良い演出でした!